ハイブリッドコントローラ

太陽光と風力または風力発電を組合わせたエコ発電コントローラー
自然エネルギーで発電した電力をバッテリーにチャージして利用します

ハイブリッドコントローラの定番としてご好評を頂いた「Ｆ０２３０」の後継機「Ｆ０３４５」です。高信頼性と汎用性の向上をコンセプトに弊社独自のインピーダンス制御は遠隔地からもセッティング変更できる様になりました。また、バッテリーダウン時の過回転防止用サイリスタブレーキやブレーキ時のサージ吸収用抵抗端子も追加しています。

■特徴

• １２Ｖまたは２４Ｖバッテリー用充放電コントローラー
• ソーラーパネルは１２Ｖ系１５０Ｗ、２４Ｖ系３００Ｗまで対応
• 風力発電機は１２Ｖ系瞬間最大１５０Ｗ、２４Ｖ系瞬間最大２００Ｗまで対応
• 風力発電機の能力を最大限に活用できる昇圧式ＤＣ／ＤＣコンバータをオリジナル開発。微風域（低電圧）から発電機出力をバッテリーに適切な充電電圧に制御
• 内部の昇圧回路の働きで、１２Ｖ系風車でも２４Ｖバッテリーへのチャージが可能
• 強風時の風車ブレーキ、バッテリーの過充電、過放電、逆流防止など安全保護回路内蔵
• バッテリーダウン時も動作するＳＣＲブレーキ回路搭載
• 太陽光の発電量低下で夜間を自動検知。EEスイッチやタイマーを用意せずに街路灯を構成できます
• 常時出力１ｃｈ、タイマー出力２ｃｈ（1～15時間）
• 人体検出センサー対応可能
• ＲＳ－２３２Ｃ通信により昼夜判定電圧レベルなど各パラメータを変更可能
• ＲＳ－２３２Ｃ通信により詳細発電データをパソコン（専用アプリ「エコレーダー」）へ伝送可

■用途

• 学校の理科や技術の授業、科学館でのエコ学習用
• 自宅、店舗、工場の常夜保安灯
• 通勤通学路、駐車場、駐輪場、公園、観光地の案内看板用
• 非常・災害時誘導用

　　PDF版カタログ　（2010.3）
　　寸法および機器接続例　（2011.1）

ご案内
• エネルギー効率よく利用するために太陽電池は独立電源（バッテリー）用、風力発電機は発電電圧がバッテリー電圧と同レベルのときに 150W or 200W の出力が得られるものをお勧めします。
• バッテリーが満充電になると発電を停止します。データ収集が目的の用途の場合は、余剰電力を消費する負荷を用意する必要があります。弊社で電子負荷などを用意しておりますのでご相談ください。
• 水力発電に利用できる場合があります。ご相談下さい。
• 発電機の特性に合わせてコントローラを調整して出荷致しますのでご注文時に仕様をご相談ください。
• 24Vシステムはファンによる強制空冷、12Vシステムは自然空冷です。
• ２００Ｗを越える風力発電機でも接続できる場合があります。ご相談下さい。
• パラメーター変更にはエコレーダーをご購入ください。

お問合せ

ソーラパネルは最大受電範囲内であれば１台のコントローラに複数枚接続可能です(例５０ワットパネル×３枚＝１５０Ｗ。同一種類のパネルをご利用ください）。
※１台のコントローラに複数台の風力発電機を接続することはできません。
　風力発電機ごとにコントローラが必要です。
　

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街路灯システム例

ソーラーパネルと風力発電機で発電したエネルギーをバッテリーに蓄え、夜間照明に利用します。
バッテリーは繰り返し充電に適したディープサイクル型の利用をお奨めします。
※各機器間にはブレーカやヒューズを入れてください。

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複数台のコントローラを利用すれば受電容量を増加できます。太陽電池出力の合計が150W(300W)を越える場合でも、ソーラーチャージ＆パワーコントローラF0144Bと組合わせると、より大きな電力でのバッテリーチャージが可能です。

※風力発電機のパラレル運転をご検討の際はご相談ください。

ハイブリッドコントローラ

モデルチェンジに伴い製造終了しました。

　
Ｆ０３４５、Ｆ０２６３、Ｆ０２３０の比較

*1 公称最大出力動作電圧がバッテリー電圧に対してあまりにも高い場合、電力効率が悪くなりますのでご注意ください
*2 発電機の発電電圧がバッテリー電圧付近ときの電力値です
*3 パソコンとの通信（エコレーダーBasic版F0345-MMRS/T）で設定します

機能説明
　※出力ＰＷＭ機能：ＬＥＤや電球照明の明るさ調整用
　※ソーラーパネル昼夜判定電圧：街路灯点灯のための周囲の明るさレベル設定用
　

ハイブリッドコントローラ

太陽光と風力を組合わせたエコ発電コントローラー
自然エネルギーで発電した電力をバッテリーにチャージし利用します

保守扱い品。新規販売は終了しました。

■特徴

• １台で太陽電池１５０Ｗ（300W@24V）、風力６０Ｗ（瞬間最大200W）を同時コントロール
• 風車用インピーダンスマッチング回路により低風速域の発電効率を改善
• 微風域発電（電圧２Ｖ～）を充電電圧に変換する昇圧コンバータ搭載
• 内部の昇降圧回路の働きで、１２Ｖ系風車でも２４Ｖバッテリーへのチャージが可能
• 強風時の風車ブレーキ、バッテリーの過充電、過放電、逆流防止など安全保護回路内蔵
• 出力回路は連続モードとタイマーモードの２点、合計最大出力電流２０Ａ
• タイマー出力時間は日没自動検知後、１時間単位で１～１５時間まで設定可能
• タイマー出力回路はＰＷＭ方式による１６段階の輝度設定ができ、ＬＥＤや電球照明の輝度変更可能（250Hz、5～100%）。
• ソーラーパネル昼夜判定電圧設定を変更可能（４段階）。夕方、早めに点灯、少し暗くなってから点灯などの設定ができます。
• タイマーＯＦＦ時間帯でも人体検知センサーモードで５分間点灯可能（センサー別売）
• ＲＳ－２３２Ｃ通信により詳細発電データをパソコン（専用アプリ）や表示器へ伝送可

　　PDF版カタログ　（2008.12）
　　寸法および機器接続例　（2007.07）

※ご利用の風車の特性に合わせて出荷致します。ご注文の際は風車仕様をご連絡下さい。
※２００Ｗを越える風力発電機でも接続できる場合があります。ご相談下さい。
　

エコレーダー Basic版

　ハイブリッドコントローラＦ０３４５、Ｆ０２６３、Ｆ０２３０が出力するデータをパソコンでログ＆データ解析するためのWindowsアプリケーションです。ハイブリッドコントローラとRS232Cで接続したパソコン上で、ソーラーおよび風力発電機の発電、バッテリー充放電状況を数値とグラフでモニタします。

■特徴

• ソーラーおよび風力発電機の発電電力、バッテリー電圧と充放電電力モニタ機能
• 発電電圧と電流または発電電圧と電力の組合わせでのモニタも可能
• モニタデータをファイルに自動保存するロガー機能付き
• ２４時間レーダーチャート
• 発電状況を拡大表示する２次元グラフ
• １日ごとの発電電力を表に記録
• Microsoft Windows 2000/XP/Vista/7 対応

■用途

• 学校や科学館でのエコ学習用
• 公園、官公庁舎など公共施設のでエコ発電啓蒙用
• エコ発電個人ユーザーの発電データ観測用
• エコ発電設備の評価用

　　PDF版カタログ　（2010.3）

　大画面ディスプレーを用意すれば、７セグ表示器などを組合わせた表示ボードとは異なり、毎日の日照の変化や風のリズムが理解できる汎用性の高いモニタリングシステムを構築することが可能です。

　RS485通信や無線を利用すると数百ｍ～数ｋｍ離れた地点で、３Ｇなど携帯電話網で日本全国あちこちで、インターネット回線を利用すれば地球の裏側でも発電状況をモニタできます！

　
Model No.F0345-MMRS/Tには、F0345コントローラ用パラメーター変更ツールが付属します
電力計F0287に接続可能ですが、F0287との組み合わせの場合は表示項目に制約があります

データロガー

ハイブリッド電力計IIにＭＭＣカードユニットを取り付けたデータロガーです。ハイブリッドコントローラF0416/F0345などが出力する電力データをRS232C通信で受信し、メモリカードにＣＳＶ形式テキストファイルで記録します。カードを取り出せばパソコンの表計算ソフトを利用したデータ解析ができますので、設置場所にパソコンを置く必要がありません。省電力設計ですので、エコ発電システムに負担をかけない運用が可能です。

基本仕様：
　記録項目：電圧、電流、瞬時電力、積算電力
　記録間隔：１秒、１分、５分、１０分、３０分、１時間（選択式）

電子負荷

　余剰発電分のみを吸収してバッテリーを満充電付近レベルで保持する事を目的とするエコ発電に特化した電子負荷装置です。
　過充電、満充電による発電（充電）停止や発電データのゼロ表示を回避できます。
　過剰に消費せずに余剰電力分のみ吸収するので発電システムの実力評価が可能です。

基本仕様：
・１２Ｖシリーズ　定格２００Ｗ or ４００Ｗ
・２４Ｖシリーズ　定格３００Ｗ or ６００Ｗ
・４８Ｖシリーズ　定格３００Ｗ or ６００Ｗ

ハイブリッドコントローラー 実験キット

　受注生産品です。スタンドの高さ、ソーラーパネル発電容量などお客様のご注文に応じて製作いたします。

　学校の理科や技術の授業、科学館でのエコ学習などの用途に

［開発例］

　ハイブリッドコントローラＦ０２６３／Ｆ０３４５を利用したソーラー＆風力発電実験キット例です。無線モデムと組合わせており、屋外に設置した発電システムのデータを、屋内のパソコンでデータ収集可能です。

電力表示システム例

電源、測定器と組合せ動作試験、実験にお役立てください。